歌詞

転がって転がって

絞り出したのは

ここにいない君だ

この世が終われば

天国が待ってる

そんな理想掲げ飛んだ

奴のこと聞いて

何も思わなくて

あっという間にそちら側

「生きて欲しい」

「死なないで欲しい」

と言われた言葉を

口に含み噛み締めて

味がしないねと笑う

走ったいつも

高架下名前も知らない道を

歩き疲れてる

君がそこに佇んで

まだ居るなんて思う

僕はどうしようもなく

切り離せずにいるの

私が消えても

誰も悲しまない

そんな悲壮抱き飛んだ

奴の声聞いて

何か思いかけて

知らんふりして僕の番

誰か思いやりのある人いませんか

自分の時ばかり泣き叫んで

ならなんであいつはここにいないのか

誰か分かりやすく説明してねぇ

どうしてここには

まだあいつがいないのか

君の遺した歌が

いつも頭蓋を揺らして

耳当てに触れる手を

目が覚めた時には

全てが終わっていた

文字を残して

歌を残して

僕を置いて

一月が過ぎたら

一年が過ぎたら

君のとこまで会いにゆくから

「生きて」なんて

遺さないで。

君だって辟易としてたはずだろ

茜差す夕日が

いつか沈むことさえも

僕が生きているから

君が息づいていれる

今もまだ憶えてる

まだ足が動く

ただ君を求む

このからだに

宛てがあると

君が教えてくれた

足が止まる

ただ僕を救う

この心に

宛てがあると

わかるはずだ