もしうんざりするくらいに愛し尽くしてしまったと思う日が来たら
離ればなれになっても仕方ないよなあ
でもたぶんそれはこの100年くらいじゃ到底足りないだろうから
生まれ変わっても また探し出して続きを始めよう
とりあえず今日は精一杯今しかできないことを
とめどなく 焦らずに ひたむきに
たぶん君がいなくちゃ僕は 生まれた意味にも気づけずに
退屈を凌いでは 流れる雲を仰ぎ見てた
どれだけ年老いていっても 時間が限られていっても
積み重ねるのは寂しさじゃなく エピソードを
真っ白なドレスを着て 誓いのキスをして
花びらのシャワーで 同じ時を刻んでいく道の上
そしていつか二人の間に 一人分増えた食卓囲んで
川の字になって 絵本を読み聞かせたりしたいな
自分の産声は覚えちゃいない でも昨日のことのように
鮮明に バトンは繋がれていく
僕らはずっと誰かの子どもで いつか小さな手を握り返し
あの日と同じように 今度は愛を注ぐ側に立ち
記憶で忘れてしまっても 魂で覚えていればいい
何一つ色褪せることのない ドキュメンタリー
たぶん君がいなくちゃ僕は 生まれた意味にも気づけずに
退屈を凌いでは 流れる雲を仰ぎ見てた
どれだけ年老いていっても 時間が限られていっても
積み重ねるのは寂しさじゃなく エピソードを
背中越しに見た夕陽のような エピソードを
- Lyricist
Kishin Suzawa
- Composer
Kishin Suzawa
- Recording Engineer
Yohei Horiuchi
- Mixing Engineer
Yohei Horiuchi
- Mastering Engineer
Yohei Horiuchi
- Guitar
Kishin Suzawa
- Vocals
Kishin Suzawa
Listen to Episode by Kishin Suzawa
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Episode
Kishin Suzawa
"2年ぶりのリリース、渾身のセルフプロデュース作品！"
今回は須澤紀信セルフプロデュースとして初めてリリースする1枚。20代前半に組んでいたバンド曲のリアレンジや、30代・親の目線から書き下ろした曲を含め、隅々までこだわりの詰まった、どの曲もシングルリリースしたい思いの全7曲入り。
リードトラックの「忘れてしまった日のために」は、永遠に感じる日常の中で、いずれ大切な人との記憶を失ってしまうかもしれない。そうなった時、自分に何ができるか。過ぎていく日々を、時間を大切に思える歌です。
Artist Profile
Kishin Suzawa
1991年生まれ シンガーソングライター 物語の一片が切り取られたような情景を、独自の言葉で聞き手側のストーリーとしてすり替えてしまう詞の世界。そして唯一無二の歌声が特徴。 2017年10月に『はんぶんこ / 夢の続き』でメジャーデビュー。2ndシングル「ノイズ」が全国のラジオ局でのパワープレイで邦楽FM総合トップ200ランキングで1位を獲得。またTBS「CDTV」エンディング・テーマにも起用される。2018年10月から1stアルバム『半径50センチ』収録楽曲「いいんだよ」がJA共済のテレビCMとして全国で流れる。2019年3月「第11回CDショップ大賞2019」甲信越ブロック賞を受賞。2021年7月21日にEP「遠近法-Reconstruction of perspective-」リリース。収録楽曲「希望のうた」が「王様のブランチ」7月度エンディングテーマに起用され、全国オンエア！2022年5月に配信シングル「僕の街」をリリースし、上野水上音楽堂にて「須澤紀信史上最大のフリーライブ 『浮力』」を開催！2023年2月12日には憧れのシンガーソングライター馬場俊英をゲストに自主企画イベント「キシン伝心 Vol.7」を開催予定！
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