歌詞

夜風が肩を撫でるこの街で

ガラス越しの光が揺れている

スーツのポケットに手を突っ込み

終わった恋が蘇る

ナイトウェディング 夜空の下

君を思い出す 影が揺れる

祝福の声に紛れて消えた

あの日の二人はもうどこにもいない

級友たちの笑顔が眩しくて

既婚者の彼は未来語る

彼女持ちの二人は肩を寄せ

一人募集中の彼がうなだれる

誰も悪くない それはわかるけど

この胸の隙間は埋まらない

ナイトウェディング 夜風の中

君の温もりが 遠く消える

幸せの鐘に背を向けながら

一人歩く影だけが残る

この街の灯りが滲むたび

君の声が耳に響く

「さよなら」も言えなかった夜が

今も胸を刺すんだ