夜と朝のあいだでのジャケット写真

歌詞

案山子

エガナ

球体の隅っこで 不甲斐ない案山子が 今日も虚しく黄ばんでく

薄い線重ねて浮かんでく形は 同じようで少し違う

想いを纏った微かな風が 鼓膜目がけて 空に溶けていく

わずかな視界を肥やしに混ぜながら

ただ 春を待つ

このまま ずっと見つめてる

気づかなくていい  それでいい

干渉できぬこの場所で その尊さを俯瞰するだけでいい

少しずつ 突かれていく 欠けていく

群がる鴉に食われゆく様を ただ 動けないから

このまま ずっと見つめてる

気づかなくていい  それでいい

感傷的なこの青で その儚さだけ描きたいんだ

想像の温度で震えるだけ 火照るだけ

寄せて離れてを繰り返すうちに 君がいなくなっても

このまま ずっと見つめてる

気づかなくていい  それでいい

干渉できぬこの場所で その尊さを俯瞰するだけでいい

このまま ずっと見つめてる

気づかなくていい  これでいい

感傷的なこの青で その儚さだけ描きたいんだ

このまま ずっと

  • 作詞者

    エガナ

  • 作曲者

    エガナ

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