

花粉のせいで 鼻が詰まりだした事
くしゃみ 我慢した事
雨の日には 身体が少し怠い事
あくび 誤魔化して
信号待ち バス停前 室外機の横
どこにも君は いない
誰の記憶にも 飼われやしない
四足歩行で歩いた あの日々
感情の様に名前はない
懐いたフリでも 近くにいた
いなくなる事は わかっていた
この記憶は 野良のまま
カーディガンの裾 絡まった毛を
ぺたぺた 取って捨てた事
探しても どこにも いなかった事
探さなくても いない事
進むのも 止まるのも 難しくて
でも 戻る事だけは 出来ないから
逆光の様に 眩しさでね
真っ直ぐ見れない そんな日々がある
なにをどうしても 変わりはしない
忘れたフリして 忘れてった
ぺたぺた 必死に 捨てようとした
この思いも野良のまま
汚れてるだとか 資格がないとか
名前を付けない理由にした
信号待ち バス停前 確かめてるのは
いない事じゃない
いた事だろう
誰の記憶にも 飼われやしない
四足歩行で進んだ あの日々
必要だったのは 名前じゃない
花粉のせいだと 誤魔化してた
二足歩行でも進んでいく
この記憶は野良のまま
歩いていく
- 作詞者
福島直季
- 作曲者
福島直季
- レコーディングエンジニア
松橋克行
- ギター
福島直季, 大和田光紗
- ベースギター
福島直季
- ドラム
堂野芽那
- シンセサイザー
福島直季
- ボーカル
福島直季
- バックグラウンドボーカル
福島直季
- ソングライター
福島直季

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アーティスト情報
DOGZAURUS
2000年代ギターロックを土台にした、感情的な演奏とメロディー、物語性のある歌詞。 化石を掘り出す様に、あなたに見つけてもらいたいロックバンド。
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