Lyric

初めて訪れた あなたの部屋

まだ本格的な夏前なのに

なんだか暑いねって 二人ですぐに

エアコンに手を伸ばした

緊張の中で 近づく距離

ベッドに座り込んだ私

初めての角度で 見上げるあなたの顔は

いつもと 少し違うね

肩越しに見える 天井の白さ

やっぱり暑いねって 私は呟いた

息がかかるほど 近くにいるあなたの熱に

私の輪郭は チョコレートみたいに溶けそうよ

今 そっと シャツのボタンを

震える指で 外していく

一つ、また一つと 開くたびに

高鳴る鼓動が 響く

視線が絡んで 逸らせない

時間だけが ゆっくり流れてく

熱を帯びた肌が 触れ合う瞬間

世界が止まったみたい

肩越しに見える 天井の白さ

やっぱり暑いねって 私は呟いた

息がかかるほど 近くにいるあなたの熱に

私の輪郭は チョコレートみたいに溶けそうよ

あなたの優しい指が

チョコレートのワタシに触れて

簡単に 形を変えていく

もう何も考えられない

崩れた輪郭が 戻らなくてもいい

このまま二人で 一緒に溶けてしまいたい

境界線なんて いらないから

ただ一つに なっていこう