Lyric

星空 真下 君と二人

揺れる揺れる月は淡黄蘗

雪に染まった世界の真ん中で

君は君はきっと泣いていた

忘れることのない

六連星

僕らの知らない生き方が幾つもあった

この場所に来るまでに

ほらだからさだからさ君となら

もう少しもう少し歩いてみようと思えた冬晴れ

だけど君とははなから持ってるレンズが違ったんだ

白い世界にまだ春は来ない

君は喋らない

夜の空は高く

雲ひとつもない

何も聴こえない

時が止まったみたいで

星空 真下 君と二人

揺れる揺れる月は淡黄蘗

雪に染まった世界の真ん中で

君は君はきっと泣いていた

僕らにしか見えない

六連星

この場所が最終地点だと知らせるように

星は星は冴ゆる

僕にはこの世界の美しさが

見えてしまった

生き足りないと思った

君を裏切ったんだ

夜明け前に君は消えた

戻らないと分かっていたんだ

二人で始めに決めたこの旅の

ゴールテープを一人で切るのでしょう

君の瞳の奥の引力に気づいた

この哀しい旅の中で

ほらだからさだからさ二人なら

もう少しもう少し歩いてみようと思えた冬凪

だけど君とははなから見えている世界が違ったんだ

暗い世界にまだ朝は来ない

君は消えたまま

夜の空は高く

雲ひとつもない

何も聞こえない

全て終わったみたいだ

星空 真下 僕は一人

星空 真下 もう戻れない

揺れる揺れる月は淡黄蘗

雪に染まった世界の真ん中で

僕は僕はきっと泣いていた

忘れることのない

六連星