歌詞

夜の淵に

浮かぶ影

君の声が

風に融けた

灯り消えた

道の果て

鼓動だけが

満ちていた

触れられない 星の欠片

指の隙間 こぼれ落ちる

「さよなら」は言えぬまま

欠けゆく月を 見上げた

月を渡る この想い

まだ届くと 信じてる

揺らぎも 痛みさえ

満ちては欠ける その日まで

涙が夜を 染める前に

君の影を 追いかけた

月の果てで

君を想う

あの日の笑み

遠く霞む

追いかけた夢

欠けながら

それでもまだ

この胸は

君の名前で 満ちていく

過ぎた季節

置き去りの

約束だけが 残ってた

闇を裂いて 夜を越えて

今 走り出す

月を渡る この願い

終わらないと 信じたい

偽りも 悔いさえも

満ち欠けの中 輝いて

触れられず 散った声を

その欠片を 抱きしめて

月に祈る 最後の夜

君の背を 見送った

言えなかった 心の叫び

月がそっと 囁いた

「まだ、終わりじゃない」

この夜を 越えてゆけ

道を駆ける

孤独ごと

君の光を 追いながら

運命も

記憶さえ

飲み干して 走り続ける

涙が消える その夜に

もう一度 君に触れたい

満ちて欠ける

この想い

君のいた 夜の果て

胸に残る 星の声

満ち欠ける

月の下で

終わらない 道を駆ける