Lyric

その声が聞こえたような

ふとした瞬間がある

何度も振り返ってみて

確かめるけれど　そこに　君はいない

乾いた空

拡がって

青にとけてゆく

果てしなく

午前10時のインディゴ・ブルー

独り占めのパノラマ

誰も知らないこの場所から

歩き出せば

色づくブルー

真っ白な地図を広げて

印をひとつつけたら

何かが途端に弾けて

階段転げるように降りる

君はもう随分先へと

行ってしまったな

見上げれば

辺り一面のインディゴ・ブルー

一瞬ごと深まる

格好つかない日々を削って

描くそれは

紛れもないブルー