Pallor Front Cover

Lyric

Pallor

SCUZAMI

あぁ、君のこと忘れられたら

この街に未練も後悔もないのに

あの日の言葉がまた木霊してる

離れた今でも思い出してしまう

昨日のことのような気がしてる

君がくれた言葉も

はじめてくれた物も

夢の続きを追いかけている

それが悪夢であっても

他に取り柄もないしさ

まだそこにいるような感覚と

もう誰もいない事実の狭間

選択肢を潰してく

こんな僕じゃ何もできないと

もう死にたくて

消えたくて

それなのに僕はまだ息をする

逃げたくて

走り抜けた先に

何もないとしても

戻れないとしてもいいから

別に不幸せな訳じゃない

それなりに働いてるし

たまにいいものも食べてる

でも心に穴が空いてるみたい

飾らないままの君が

目の奥で笑ってる

あの時伝え損ねたことが

僕を縛りつけてしまった

君にちゃんと言えたなら

さよならもできたはずなのに

また会いたくて

伝えたくて

繰り返し何度も名前を呼ぶけど

叶わなくて

たどり着いた先に

君のいない日々は

味のしないガムみたいなんだ

僕がどうかしてんのは知ってる

あいつには勝てないって分かってる

よく笑う君が泣いたあの日の

蒼過ぎる空に線が走った

もう二度と誰も愛さないし

愛されたくもない

もう一度、やり直せたらさ

なんて僕は言えなかった

あぁ、君のこと忘れられたら

この街に未練も後悔もないのに

  • Lyricist

    SCUZAMI

  • Composer

    SCUZAMI

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