Lyric

潮風が頬を撫でる 長い坂道の途中

錆びついた手すりの向こう 街が小さく見える

「何者かに」なれると信じ 鞄に夢を詰めて

がむしゃらに走ったけれど 空回りばかりで

焦るたびに遠くを見て

つま先ばかり気にしてた

この街の灯りは 派手じゃないけれど

迷子の僕の影を いつも照らしてた

You are my guiding light

灯台が送る 無口な光のサイン

「大丈夫、道はここにある」と You'll be okay

そう言ってるようで

寄せては返す波の音 あの日のまま歌ってる

砂浜に書いた約束は もうとっくに消えたのに

変わらない景色の中 取り残されたような

不思議な気持ちになるよ 夕凪の歩道で

特別な言葉よりも

何気ない「おかえり」が欲しかった

この街の夕日は 不器用だけれど

疲れた僕の肩を そっと抱きしめる

Everything's gonna be alright

地平線に落ちる 大きな優しさ

「よくやった、今日もお疲れ様」 Good job for today

そう言ってるようで

誰かを照らすためじゃない

ただそこに咲いている花のように

僕が放つこの小さな光も

誰かの夜空を 渡るだろうか

この街の光が 教えてくれたんだ

迷った日々さえ 僕だけの道しるべ

You are my only guiding light

灯台のように 僕はここに立つよ

新しい朝を この場所で迎えるため For my brand new day

遠くでまたたく光…

波音だけが響いてる。