歌詞

やわく光立つ九月の空へ

君が手を伸ばす踊り場の上

あの日のすべて美しくうつる

かなしさよ

しじまが溢れた真夜中の

わずかな言葉を覚えてる

張り詰めた糸に触れるように

馬鹿げた未来を手放した

君の涙を忘れないでおくよ

軋みゆく街の中で今

重ねた声が響くまで

さらば彼方へ

君の言葉を忘れないでおくよ

今　扉の向こう側へ

閉ざされてねじれてく心さえ

ただ風に消えて

♪

淡く影伸ばす四月の梢

君が手を伸ばす遥かな空へ

あの日のすべて美しくうつる

さみしさよ

繋いだその手を離すのだ

言葉を飲み込んだあの日から

散らばり離れた思い出が

重なり合う日を夢みてた

君の涙を忘れないでおくよ

軋みゆく街の中で今

重ねた声が響くまで

さらば彼方へ

ぼくの言葉を忘れないでいてね

行こう　明日への扉開け

終わるまで続いてくこの日々が

今結ばれていく

まわり続けてる

小さな声を拾うように

ままならぬ思いをただ

しるしにして進むよ

しじまの中

君の声が聞こえてきた

彼方から

祈るような光をつかんで笑ってた

君の声が

君の涙を忘れないでおくよ

言葉さえなくしたあとにも

重ねた声が響くまで

さらば彼方へ

君の言葉を覚えていたいよ

今　扉の向こう側へ

閉ざされてねじれてく心さえ

ただ風に消えて