歌詞

手紙が届いた

忘れたい日付けから

こんなふうに終わるなんて

知らずに嘆いても

ポケットから出てきた

古びた温もり

忘れていた

こんなふうに俺たちは

愛し合った

あいつもお前も

ここから消えたけど

伝えに行くぜ

俺にはもう

闇を越える翼がある

星も月もない

常闇の世界を

追いつくまで翔ぶぜ

この暗い空を

夢のまた夢は

見たことある世界で

海が映す空に似た

相藍相愛 哀

掠れた記憶に

書き足した景色は

蜃気楼がノスタルジックで

ラム革に袖を通す

争いの生む悲しみを

晒して歌っても

届かぬ綻びは

泡のように消えるエモ

解けた靴紐が

可愛く見えたのは

知らなくていい

傷や愛を

無視して駆け出したから

過去に囚われた

呪縛のような怒りを

かなぐり捨て走れ

この暗い荒野を

夢のまた夢は

見たことある世界で

そこに咲く花に誓う

怖いものなどないと

世界に降りしきる

真っ黒い景色から

逃げるように俺たちは

生きている

夢見ている

闇の果ての果て

見たことない終わりは

想像を超えるような

光に溶けていたい

夢のまた夢の

また夢のまた夢の

また夢と

言われてもまだ

笑っていたい

逅 愛