見つけてくれよ なんて
呟いたところで
どうせもう逃げられない
痛みが続くだけなの。
「馬車の迎えがきました」
『そう……』
なんてそんなのは都合のいい夢だ。
今日も灰被り 床を掃いた。
愉快な声が鳴り響く渡り廊下。
「こんなにぎやかじゃ
小鳥も来てやくれないわ……」
『なにか?』
部屋のすみに隠された
ガラスを見つけた
まるで御伽話のような
馬鹿らしい音がした。
階段(奈落)の底に突き落とされた
僕に何が出来るだろうか?
行って、 言って……
どうせ何にもない……無い。
無くしかけた?
刻み続けた時計の針と
午前零時に起こる未来じゃ
落ちた雫を拾うことさえ
出来ないから。
♪
見つけてくれよ なんて
聞こえたフリをして
手がかりはこっそり抜け出した
夜に履いた靴だけ!?
君は知らない 私の過去
だからそんなのは都合のいい癖だ。
今日も灰被り 息を吐いた。
お姫様は鐘が鳴ると
魔法が解けるのね。
ひとときの夢って言葉あるでしょう
だからわたしはそれを履いてみた。
ハッピーエンド、まさかね。
「ほんの出来心でした(笑)-END」
そこに意味はないのよ。
奈落の底に落とし無くした
ガラスの靴に意味は無いから
行って、行って……!
「どうせ価値などない……」
「君に会えた。」
刻み続けた時計の針と
午前零時に起こる未来は
落ちた雫の欠片を拾いはじめていた
階段(奈落)の底に突き落とされた
僕に何が出来るだろうか?
連れて、 行って……
どうせ地図などない……無い。
取り戻した?
僕も……なれる?シンデレラ。
灰被り姫だなんて…!まぁいいわ。
壊れかけたガラスの靴だけ
貰っていくわ。
♪
- Lyricist
Mikansei Portrait
- Composer
Mikansei Portrait
Listen to Cinderella by Mikansei Portrait
Streaming / Download
- ⚫︎
Cinderella
Mikansei Portrait
Mikansei Portraits, the first single cut.
Artist Profile
Mikansei Portrait
Mikado and Isumi Music Unit
Mikansei Portraitの他のリリース