歌詞

あの日 小さな手を握りしめ

泣きながら眠った夜を知ってる

あなたは自分の夢よりも

この子の笑顔だけを選んだね

忘れかけた約束も

その背中が守ってくれた

「大丈夫」って笑うたびに

強くなれたのは あなたのおかげ

いくつの季節を すれ違っても

その瞳はいつも優しかった

花束に込めきれない想い

言葉じゃ足りないから ここに歌うよ

二十年分のありがとうを

そっとあなたに渡したい

泣き顔も笑顔も全部

私だけが知ってる奇跡

この日を迎えられたのは あなたがいたから

そしてこれからも あなたと生きてゆく

忙しさに負けた日もあったね

同じ部屋で別の夢を見てた

それでも戸惑うこの心を

いつも静かに抱きしめてくれた

あなたの手は少し荒れて

時の重さを刻んでた

そのしわの分だけきっと

守ってくれた日々がある

巡る景色より 眩しいのは

歩き続けた あなたの姿

花束に並べられない言葉

あふれすぎて胸が苦しいよ

振り返ればすぐそばに

あなたの笑顔があった

雨の日も嵐の夜も

信じてくれたあのぬくもり

私のすべては あなたでできてる

そしてこれからも あなたと生きてゆく

「ありがとう」だけじゃ足りないから

これからも隣で笑っていてほしい

大人になったこの子もきっと

同じ気持ちを抱いてる

花束に込めきれない想い

涙に変わって頬を伝うよ

二十年分のありがとうを

そっとあなたに渡したい

泣き顔も笑顔も全部

私だけが知ってる奇跡

この日を迎えられたのは あなたがいたから

そしてこれからも あなたと生きてゆく