

幸か不幸か君を抱いて
綿毛のような髪に触れる
手を離したその時は
飛んで行かぬように結んでおいたのさ
明日もどうか子供らしく
退屈そうに空眺め
風船売りのあの子に似た
雲を辿って旅に出よう
やっと見つけた赤いリボン
渡そうとして肌に触れた夜
色香も褪せ蒼さを失っていく
恐怖に怯えてた
ふと気付けば眠ってた
君に背を向け歌詞を綴るのさ
えくぼを付け笑った顔でさえ
信じられなくて
幸か不幸か時は流れ
あの子の声も忘れかける
最終電車通り過ぎ
駅のホームからダイヤルを回す
銀のうつわに浮かんでた
真白い煙もいつか消えるだろう
すれ違って匂いに気づいたら
ちゃんと叱ってね
愛に怯えた少年も
きっと心を溶かすはずだから
髪を切ってリボンが解けたら
また恋をしよう
- 作詞者
久保田大和
- 作曲者
久保田大和

シャンディタウン の“ポニーテイル”を
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