

ねえ、僕は眠れぬ夜を抜けて
あの街といつかの魔女を
浮かべてメロディーに変えるのです
遠くの街で汽笛が鳴った
嫌がっていた夜更かしにも慣れた
君が進んだ道を
今も追いかけてる
自販機の裏の秘密の基地も
鼻唄交じりで歩いた線路も
ずっと続けば良いな
今日も歌にしよう
自分に言い聞かせている
忘れる術はどうせ無いし
かかとを鳴らしたら
風景は色付き世界が廻った
ねえ、僕は眠れぬ夜を抜けて
改札の前に座ったあの子を救い出したいので
ねえ、日々は銃弾のように過ぎる
間違えてまた戻る事さえ許してくれないのね
たまには声を掛けよう
暮らしの機微を君に告げて
馬鹿だねって笑って
昔話とか始めちゃうのかな
ねえ、いつか茜に染まる空と
並び合う二つの影が重なるといいねなんてね
ねえ、僕が書き留めた歳月は
塵のように風に吹かれてあの頃に帰るのです
- 作詞者
久保田大和
- 作曲者
久保田大和

シャンディタウン の“少女探検日記”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード