Lyric

夜風がさらう 君の面影

言えなかった言葉だけが まだここにいる

静かな帰り道　一人きりの足音

同じ景色なのに　今日は少し違って見える

君の笑顔が　街灯に重なって

なぜだろう　胸が痛くなるんだ

届かないとわかってた　それでも祈ってた

言葉にできずに　ただ隠した本当の気持ち

夜風にほどけた想いが　まだ心に残ってる

手を伸ばせば消えそうな　あの日のぬくもり

言えなかった「好き」を　胸の奥に抱いたまま

君のいない夜を　今も歩いてる

夜空に浮かぶ星たちが　あの日の続きを映す

強がるたびにこぼれた　本当の涙

触れられなかった君へ　ただありがとうを

言えたなら少し　前に進めたかな

面影が揺れる　心の奥で

君が笑ってくれる気がした

後悔じゃなくて　愛しさのカケラたち

今もまだそばにいて　僕を支えてる

忘れようとしたのに　忘れたくなかった

そんな矛盾さえも　君が教えてくれたね

夜風にほどけた想いが　優しく胸を包む

傷ついても出逢えたこと　それがすべて

もう会えないとしても　君を想っている

その記憶が今も　僕を生かしてる

夜空に浮かぶ星たちよ　君に届く光であれ

いつかどこかでまた笑いあえるなら

何度でも言うよ　ありがとう、そして

「好きだった」じゃなくて　「好きだよ」って今も