

『思い出を編んでいます』
もう何年も前のことなのに
ふと灯りがともるように
あなたのことを 思い出します
強がるところも 照れた笑顔も
猫舌で 熱いものふーふーしてたね
そういう小さな記憶が 今も胸をあたためます
わたしは あなたに
たくさん守られていた
それを知ったのは ずっとあとになってからでした
元気でいますか?
もう誰かの「ただいま」を受け止めていますか?
笑顔は 変わらず あたたかいままですか?
雪が降るたびに
静かに積もっていくあなたに向けた想いが
いまでも灯りのように わたしの中で揺れています
いまのわたしには 大切な人がいます
その人と一緒に笑って
新しい記憶を ちゃんと作っています
だけど 切りすぎた前髪を笑った日
靴擦れに気づいて 歩みを合わせてくれた夜
ふとした拍子に あなたのやさしさが よみがえるんです
もう“好き”じゃないけれど
あなたはたしかに わたしの一部でした
だから どこかで幸せでいてほしいと 思ってしまうんです
あの歌を まだ聴いていますか?
今年もまた 雪が積もりました
もう会わなくてもいい でも
この季節が来るたびに あなたは帰ってくるんです
いまのわたしを大切にしてくれる人がいます
だけど あなたがくれた想いを
忘れてしまうことも できないんです
あなたが誰かを愛しているなら
どうかその人と ぬくもりを分け合ってください
わたしも そうしています
この胸の奥で 灯りを一つ残したまま
今日も静かに
思い出を編んでいます
- Lyricist
Shuka / Room no.38
- Composer
Shuka / Room no.38
- Producer
Shuka / Room no.38
- Guitar
Shuka / Room no.38
- Bass Guitar
Shuka / Room no.38
- Piano
Shuka / Room no.38

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Weaving Memories
Shuka / Room no.38
Artist Profile
Shuka / Room no.38
This is shuka Room no.38. Rather than describing emotions themselves, the lyrics focus on where emotions tremble, break, and become distorted. Instead of offering healing or answers, the expression values leaving untouched areas and ambiguous processes as they are. The music is not limited to ballads, EDM, or hip hop. Each track begins with poetry, and the necessary sounds are chosen afterward.
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