教わっていなかった歩き方
それでも騙せはしない
この体を守りたがるけど
正しさも願っていた
頭垂れて恥ずかしくなるほど
鮮やかな思い出を
遠ざけても離れはしないのが
正しいと祈っていた
飛べなくなった今も
変わらず祈りはやめなかった
凍りついた記憶を割れないように
少しずつ食べて
そばにあったはずの夢は
目が覚めたら消えてた
どこへもいける気がしない教室の窓を貫いて
悲しい夜が明けたら
それもまた困るんだろ
何度も同じことを言う
とうに嫌気は超えてるから
言葉にならなかったクラックと
似た匂いで思い出せる
どのあなたに目をやればいいのか
呼吸さえ下手なまま
ずれていく心臓の音を
誰も掴めずに戸惑っていた
指の先が応えた温度が消えない
ならばもう黙れよ
すれ違ったあの色は
今になって触れたよ
塞いだらまた輝いて
眉がひそむほど愛しくなる
正しい息ができたら
変わらないまま遊べたら
構わずにすぐ連れ出したい
嫌われる位不器用でも
火傷みたいに冷たい手の跡が
わかりあえているようで
何も知らないこと
このまま知らないままで
「温度だけ信じてる」
って誰もいないけど
そばにあったはずの夢は
目が覚めたら消えてた
どこへも行ける気がしない
教室の窓を貫いて
悲しい夜が明けたら
それもまた困るんだろう
何度も同じことを言う
とうに嫌気は超えていて
何度も同じことを言う
言葉の意味が剥がれても
- 作詞
FUJI
- 作曲
FUJI
FUJI の“水の中で祈って”を
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アーティスト情報
FUJI
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