馴れ初めの霞草のジャケット写真

歌詞

初夏の空に謳えば

サディークレッタ

初夏の空に謳えば

いつか溶けた色水の音と

時知らずの虫の声

誘う長い夜の事

すれ違う足元には

薄い陽炎が立込める

汗をかいた僕の手が

嫌に季節を知らす

山に咲く季節はずれの

花に僕はなりたかった

そしらぬ顔で咲く君に

僕はなりたかった

初夏の空に謳えば

いつか溶けた色水の音と

時知らずの虫の声

誘う長い夜の事

すれ違う電車の音

春を忘れた草木の色

汗をかいた君の手が

嫌に別れを知らす

水溜りに映るのは

情けない僕の顔だった

君の目に映るのは

なにか忘れた僕だ

初夏の風が凪ぐ頃

止まぬ騒然の街の人

煩くてうんざりした

短い季節のこと

山に咲く季節はずれの

花に僕はなりたかった

そしらぬ顔で咲く君に

僕はなりたかった

初夏の空の知らせが

いつか泣いていた僕たちを

連れ出して 知らないフリで

溶けた氷と消える

初夏の空に謳えば

いつか溶けた色水の音と

時知らずの虫の声

誘う長い夜の事

  • 作詞

    サディークレッタ

  • 作曲

    サディークレッタ

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アーティスト情報

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