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「過去に色々出してきましたが、初めてアルバムらしいアルバムに仕上がりました。最近はラッパーが多いですけど、こういったアルバムを作れるラッパーは超少ないと思うんですよね。長年やってきたからこその熟成具合を味わってほしいです。そろそろ茎もパキッと折れる頃合いですw」。そう語るM!KEEのアルバム「HEY M!KEE THE ALBUM 2」は、ビートからミックス、マスタリングまで全てをM!KEE自身が手掛けた全16曲入りの作品だ。
サウンド面では未来的なトラップやジャージードリルなど、多彩な路線を導入。M!KEEはこのサウンドについて「mikE maTidaとして活動していた当時のミックステープのような"全部入り"の感じを意識しつつ、全体に流れをつけてまとめました」と語っている。また、リリック面については「今まであまり触れてこなかった地元での薬物絡みの苦い思い出や、上京してからの音楽活動や失敗などパーソナルなことを歌詞にしました。ずっと日本のヒップホップと生きてきたからこその引用や小ネタも随所に散りばめています」と話しており、ラップ・サウンドと共にこれまでの活動の集大成と言える作品に仕上がっている。
客演にはTimpo da flippa、SOIS、L-VOKALが参加。アートワークはTechichiが制作した。
"M!KEEプロフィール" M!KEE(マイキー) 大分県出身東京都在住のラッパー兼プロデューサー。 2010年にMike Matida名義にてミックステープ”Hey Mikee vol.1”を無料で配信して活動を開始。 2013年にEP ”Pay Mikee vol.1”をiTunesなど有料音楽配信サイトにて配信。 2014年にミュージックビデオ"東京コンプレックス”をMatenroRecordsから公開。 活動を開始して早々にL-VOKALやSEEDAら人気ラッパーからのフックアップがあり、一時的に注目されファーストアルバムのリリースを国内の人気HipHopメディアのインタビューにて発表したものの、そのまま何ごともなく約5年が経過。 2021年にようやくアルバム "HEY M!KEE THE ALBUM"をリリースした。 ラップ、ビートメイク、ミュージックビデオディレクション、 全て"Made By Me" それがM!KEE。
Young Matenro