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器楽による歌。声の模倣ではなく、器楽でしか歌えない旋律。ここではファゴットの歌から始まり、木管楽器がそれぞれの歌を、そして共に歌います。展開部のないソナタ形式に近いものですが、代わりに置かれた部分ではハーモニーが一つのコードに固着して、歌とのコントラストを作ります。コーダでは歌はバラバラに解体され、何かを言い淀むように終わります。
『Divertimento」の中の一曲。この後、終曲『Polka』が続きます。
クラシカル系の作曲をしています。主にオーケストラ曲、室内楽曲の多楽章で構成する伝統的なものをメインとしていますが、メロディ偏重を特徴とします。今回の曲も八つの楽章からなる「Divertimento」の中の一曲です。