歌詞

からっ風が思い出を攫うから

あのカフェも素通りしている

「差し込む灯の中 狭い通りには

キャメルのコートが踊っている」

そんな気分で

東京をまるで一望している

高いビルに登って 僕ら大スター

簡単なことに気を取られ

時に大事なものを失って

つむじ風が攫ったハイヒールに

夏の期待が戻っている

気まぐれだけど

感傷を誘う甘いコードが

作為的な技だと 笑い飛ばしている

簡単なことに価値は無いけど

時に怠惰が僕を誘っている…

歩き疲れたら そこのカフェに入って

いつもと違う甘いやつ啜る横顔

見つめさせてくれ…

東京をまるで一望している

高いビルに登って 僕ら大スター

簡単なことに気を取られ

過ぎて行った季節も 取り戻したら

キスをする日がきっと くるのさ