歌詞

何もかも忘れていた きっとここまでだった

それでも願い続けたのは輝く前の星の名前を知りたくて

いつも不安には慣れっこで心配いらないよ

繰り返すほどに ひび割れた心

隠せない間違いから綻ぶ

揺らぐ夜風に紛れて泣く哀を背負って溺れてゆく

明日を待っても消せやしないから

辿る言葉の描く先は ないものねだり夢を見てる

とめどない日々に埋もれてしまわぬよう

名前をつけた感情を束ねて あなたへ贈るまで

何もかも落としてきた きっと手遅れだった

それでも歩み続けたのは見守るような温かさに触れたから

いつか終わりがくるときに生まれてよかったって

大袈裟なくらいが丁度いいかな

蹉跌も憂いも やがて宙へ溶けてゆく

果ては取り留めなく急いて縋って確かめてく

掠れた声でも熱を帯びるから

揺らぐ夜風を駆け抜けてく愛を背負って託してゆく

明日を待っても言えやしないから

募る言葉の行く当てなく相も変わらず夢を見てる

伝えたいことは溢れてしまうのにな

瞬きはじめた星空をたより あなたの隣まで