歌詞

霞む造形に月夜浮かべば

更けにふと舞う黒い影

その名も知らぬ姿存ぜぬ

轟く打音に夜が鳴く

絡まった辺鄙な浅見

ここに唄えば

誰もが道化に見まごって

くたばった酔いどれ上々

気にすんな呑んで無礼講

酒樽掲げておどりゃんせ

のべつ幕なしせわしなく

宴が昇る

まさにどんちゃん騒ぎ！？

どついたり

これが狂騒劇場の宵闇

暮れは妖のでたらめではばかりさん

廻る廻る万の魂

ほらてんやわんやで祭囃子

まだ情状酌量に酔いどれ

あぁ劈く共鳴かき鳴らして

もう結構！その程度？

響かせろ宵祭り

魅せろ陽動！やっちゃって暴走！

ここはボクの支配下の闘争！

のんのん！

威風堂々ちょちょまってどうどう

だらしないな君の根性！

はいはい

煽動大概お茶の子さいさい、

なんてたってお粗末バイバイ

びっくり仰天驚きゃ昇天

こっからネコの一強です！

今回ばかりは譲りません！

軍配上がるはぺあなのです！

呑んで騒いでは平行線！

なら歌って踊って決勝戦！

のらりくらりと絶え間なく

宴は続く

まさにどんちゃん騒ぎ！？

にらみ合い

これが混沌劇場の始まり？

更けは妖の小競り合いで

おきばりやす

揺らぐ揺らぐ一重の光

ほらてんやわんやで見ないふり

まだ酩酊状態で漂い

あぁ劈く不協和かき鳴らして

もう抵抗！ただ絶叫？

響かせろ宵祭り

夜明けに舞う不忍の声

幕締めの閑散に丹丹と浪浪

帳が赤く照らされる合図に

狼煙が浮かぶ

やぐらを包むように

鳴り響く鼓動に溶かすように

集うボクらの喝采が

まだやまない

伝う劇場が

宴を高める

まさにどんちゃん騒ぎ！？

食らいつけ！

これが正真正銘の大詰め

明けは一蓮托生の手を取って

踊る踊る万の魂

ほらてんやわんやで音頭取り

この共存共栄の寄り合い

あぁ劈く共鳴かき鳴らして

もう最高に上等！

響かせろ宵祭り