苟且ラブのジャケット写真

歌詞

帰り道02

100回嘔吐

悲しかったんだろうか

いやそれもあるけど

そんなに単純なものじゃない

ため息用に吸い込んだ

空気は湿ってて

さよならに換えても曇るんだ

目印を言い合ってみたら

違った駅に降りたみたい

だから2人はすれ違わない

間抜けで笑うしか

くしゃみのように抑えきれない

言葉や素振りひとつに

移されないように君は

予防していたんでしょ

ポカポカして気持ちよくて

救われていたのに

私だけにしか意味を持たない

「好き」だったんだね

56段のぼって402号室

あなたの生活はそこで続いている

誰かに頼らなくても

割と忙しく

多分元気にやっているんだろう

形に残るものなんて

あんまり持っていないけど

毎日些細な瞬間に

あなたといた時の自分に会うよ

笑って泣いた時間やその他多々諸々

私が私のために

選んでただけなのね

だから一層

文句や理想がゴミでしかないこと

身に染みるんだよ

跡形もなく燃え尽きてしまえ

立ち直るって感じじゃない

薄れていくのを待つだけ

すっと一息つく間もないくらい

誰かと何かで隙間埋めて

ごめんねとか言い合って

向き合ったつもりでも

背中合わせにしかならない

それぞれの帰り道

ポカポカして気持ちよくて

救われていたのに

私だけにしか意味を持たない

「好き」だったんだね

言葉だったんだ

「さよなら」でさえも

  • 作詞

    100回嘔吐

  • 作曲

    100回嘔吐

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