

坂道の途中 振り返った空に
細く伸びていく飛行機雲
君の笑い声 風にほどけて
夏の景色に混ざって消えた
何気ない日を集めただけで
こんなに胸が痛くなるなんて
知らないままでいたかったよ
夕暮れだけが答えを知ってた
風鈴の音が少し遠くなるたび
季節は静かに背中を向ける
夏が終わる前に 君に伝えたいことがあるんだ
花火の最後に落ちる光みたいに
小さくても消えない想い
夏が終わる前に あと少しだけ隣にいたい
明日になれば変わる景色が
怖くて空を見上げていた
帰り道に並ぶ街灯の下
影だけが同じ速さで歩く
言葉にできない寂しさなんて
夜風が全部知っているだろう
笑っている君の横顔だけを
ずっと覚えていたいのに
過ぎていく時間はいたずらに
思い出ばかり増やしていく
茜色が群青へと変わるころ
心は名前もない色になる
夏が終わる前に 君の名前を呼んでみたいんだ
届くかどうかも分からないまま
胸の奥で震えている
夏が終わる前に この気持ちだけ置いていけない
流れる雲のその向こうまで
君を探してしまうから
季節はいつでも優しそうな顔で
大切なものを連れていく
だけどあの日 君と見た空は
今も終わらずにここにある
夏が終わったあとも
忘れないよ あの風の匂い
儚く揺れる季節の中で
君だけがまだ 輝いている
- Lyricist
SADATO
- Composer
SADATO
- Producer
SADATO
- Programming
SADATO

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Before summer ends
SADATO



