

両手いっぱいに 抱えていたはずなのに
指の隙間から 何かがこぼれ落ちていく
誰かのものとして輝く あの光が
手の届かない場所に 静かに降り注ぐ
分かっているんだ 必要ないことくらい
重たい名声も 眩しすぎる勲章も
自分には似合わない 未来ばかりが
いつだって 一番綺麗に見えてしまう
理性はとうに 眠りについて
感情だけが 先走っていく
嫉妬は エスカレーター
止め方なんて 誰も知らない
どん底から 僕を運び上げ
意味のない場所へと 連れ去っていく
欲しくなんてない それなのに
目を逸らすことさえ できないんだ
解体できない この心が
今日も無駄な速度を 上げている
いつか傷つくために 積み上げた夢
手に入れる前から 埃を被っている
守り方を 覚えるよりも早く
僕は何かを 壊してばかりだ
足りているはずの 人生なのに
欠けているものばかりが 浮き彫りになる
満たされているべき 夜にこそ
飢えが 静かに喉を鳴らすんだ
思考と感情の その隙間
いつも遅れて届く 答えは
決まって少しだけ 冷たい
嫉妬は エスカレーター
理性を追い越して 進んでいく
出口なんて どこにもないまま
ただ上へと 運ばれていく
欲しくなんてない それなのに
嫉妬という名の この熱を
冷ますことが できないんだ
立ち尽くす自分を ただ見つめている
平らにしてくれ 歪(いびつ)なこの形を
癖も記憶も 全部剥ぎ取って
真っ白な自分に 戻してくれ
それでも 分かっているんだ
僕はまた ここに辿り着く
同じ感情を 拾い集めて
同じ速度で 走り出すんだ
嫉妬は エスカレーター
仕組まれたように 動き続ける
自由になれない この心を
乗せたまま 止まってはくれない
たとえ 意味がなくても
衝動は せり上がってくる
これを「欠陥」と呼ぶには
人間は 綺麗にできすぎていないから
足は 止まったまま
動いているのは
感情だけだ
- 作詞者
Kine Lune
- 作曲者
Kine Lune
- プロデューサー
Kine Lune
- ボーカル
Kine Lune

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ストリーミング / ダウンロード
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テンポラリー
Kine Lune
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ドタキャン
Kine Lune
- 3
ノイズレボリューション
Kine Lune
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ハッピーフォビア
Kine Lune
- ⚫︎
ハローエンヴィー
Kine Lune
アーティスト情報
Kine Lune
作詞、作曲を手掛けるアーティストプロデューサー ポップ&キャッチーなメロディー。言葉遊びで表現し、一聴しただけで思わず口ずさんでしまう歌で世代に圧倒的な支持を得ている。
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