翳る空に浮かぶは
胸を刺す鼓動
信頼と裏切りを繰り返し破壊された
心はやがて繭の中で膝を抱えた
紡いだ糸さえ温もりは無くて
僕は繭の中でただ
都合のいい世界を創り上げる
やがてそれが虚しきものと
気付いてまた絶望を感じ
ゆりかごに揺られ
脳内埋めるは
表情失くした黒き殺人鬼
漆黒の闇で
切り裂かれていく精神と身体
誰とも触れずにいたい
脆き思考回路を
疑いが支配して僕は蛹に変わる
繭の中で眠る僕に
何度も何度も語りかけては
同じ空を描いて
寄り添ってくれたあなたと
光の場所探す
生きる意味と真実
胸に刻み前へと
繋がる心は温もりに溢れ
最後の灯を消しかけた僕に
白い羽をくれたあなたは
儚きこの命の花に彩を与えてくれた
僕は繭を破る
たとえ飛べなくても
確かなものはここに
- 作詞
愁徒
- 作曲
愁徒
アルスト の“繭”を
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