Lyric

朝の配達のバイクは　今日も整備が足りずに

少し悲鳴を残して　次の街に走ってく

昨日二時まで飲んだのに　目覚ましよりも先に目が覚めて

最近続いてる　ヒトリ　部屋で止まってる

明日ボクが笑ってるか　わからないけど生きて行くんだ

咲くことのなかった花を　ポケットに入るだけ詰めてさ

そういやあの子は子ども連れ　地元に帰って来たってさ

マーシャル運んでたあいつは　三人目生まれたってさ

名言を読んで　その場だけやる気になって

また同じ日々繰り返し　目をそらし

でも　全て諦めてはいない

明日 君が笑ってるか　わからないけど生きて行くんだ

朝が来るのは まだ怖いよ　陽のあたる場所求めてるのに

もしも明日が来ないとしても　変わらぬ日々を愛していたいんだ

誇れる過去は引き出しの　奥の奥の奥の奥で　また　いつか

数え切れないウソをつき　悔やみきれない過ちを

重ねてここまで来ただけ　希望　絶望　あわせて

「うまく行かない」そんなもんさ　笑い飛ばないこともある

カーテン開ければ　日射しとアスファルトの匂いがした

格好つける時は過ぎて　夢だけ見てる頃も過ぎて

生きがいなんて探し出して　ホントにそれって必要なのかい？

結婚しなきゃ　焦ってみたり　家も買わなきゃ　貯金も少々

500円貯金じゃいつになるかな　親の齢も気になってきたな

そういや　去年親父が倒れた　優しくしたい　出来ないもんだ

たくさんの「こんなはずじゃなかった」

いやいや　現実も悪くはないさ

もうすぐ朝が　すぐそこまで

明日ではなく　今日がそこまで

理想と現実　秤にかけて　扉を開けば

そう悪くない今日へ

そんなに悪くはないよ　今日へ

朝の配達のバイクは　今日も変わらず走ってく

いつもと変わらぬ街並み　いつもと変わらぬ日射しが