

君の声が生きる理由だった
通学路のフェンスに並んだ雑草みたいに
名前もないまま今も生きてた
誰も見つけてくれないなら
せめて誰かの なにか になりたかったんだよ
教室の隅っこで 透明になる方法を覚えた
「気にしないで」って笑うのは
気にされたいって叫んでる証拠だったのに
誰にも聞こえなかったし 僕も諦めた
「いいひと」って言葉が嫌いだった
「ふつう」って言葉で殺されてくのが怖かった
本音を飲み込んで 咳き込んで
もう自分が何処にいるのかわかんなかった
それでも 君は そんな僕を見て
何も言わずに隣に座った
あの時、僕は世界に見捨てられたような気がしてたのに
君の沈黙が それだけで答えみたいで
わけもなく泣いた
こんなにも 誰かが側にいてくれることが
僕には重たくて 嬉しかった
「生きてる」って言って
「必要だ」って言って
君の声じゃなきゃ意味がない
誰の正解でもないこの僕を
君だけが肯定してくれたって
そう思わせてよ
「泣きたい」って言えないのが一番辛かった
「泣いてもいい」って言われるのがもっと辛かった
優しさが罪に見えた
愛が呪いに聞こえた
だから 君の手すら 掴めなかった
本当は掴みたかったくせに
「誰かになれ」って言われ続けて
誰でもない自分が 死んでいった
その死体を 教科書の隙間に埋めた
気づいたら 誰の声も 意味を持たなくなってた
「生きてる」って言って
「必要だ」って言って
君の声じゃなきゃ意味がない
誰の正解でもないこの僕を
君だけが肯定してくれたって
そう思わせてよ
君が「生きててくれて良かった」って
まるで天気の話みたいに言ったんだ
本気かなんて分かんないし
信じたくもなかったのに
その声が なぜか耳から離れなくて
結局、僕はその一言で今日も生きてる
それともうひとつ、
あのとき君が、何も言わずに隣にいてくれたこと
僕はきっと、一生忘れない
世界中の誰の言葉よりも
君の言葉が あの沈黙が 僕を救ってくれた
神様なんかいらない
君が僕を見てくれるだけで
明日がちょっとだけ、怖くなくなるんだ
祈りじゃない、君の声が 僕を生かしてくれたんだよ
「生きてる」って言って
「必要だ」って言って
君の声じゃなきゃ意味がない
この世界がどうでもよくなった時
君の言葉が、沈黙が、生きる理由になった
神様、あんたじゃない
僕は君に救われた
たった一人の、たった一言の
君に
- Lyricist
5785
- Composer
5785
- Producer
5785
- Vocals
KASANE TETO

Listen to kamisama antajyanai (feat. KASANE TETO) by 5785
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kamisama antajyanai (feat. KASANE TETO)
5785