

摩訶般若波羅蜜多
赤頭巾
森羅万象
深き森
観自在
少女あり
甘き菓子を
籠に盛り
病める祖母
供養せん
道のほとり
野獣隠れ
忽然と
現れて
迷いの森は
煩悩の地
是即是空
狼の口
耳を貸すな
甘言の徒
南無 赤頭巾
南無 赤頭巾
花の色香に
眼を奪われ
母の戒め
忘れては
深き闇
深き罪
「おばあさん、どうして目が大きいの?」
「お前をよく、見るためだよ……」
「おばあさん、どうして口が大きいの?」
「お前を食べてしまうためだよ!」
餓狼の顎
飲み込まれて
言いきむし
赤い服
空腹の
狼よ
猟師の法力
腹を割き
生死の境
石を詰め
因果応報
底へ沈む
赤頭巾
これ即ち
戒律守る
修行の道
是即是空
狼の口
耳を貸すな
甘言の徒
南無 赤頭巾
南無 赤頭巾
摩訶般若波羅蜜多
- 作詞者
SkyLaboratory
- 作曲者
SkyLaboratory
- プロデューサー
SkyLaboratory
- その他の楽器
SkyLaboratory

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九林経 第壱巻 〜赤頭巾〜
SkyLaboratory
伝統的な仏教の「読経」と、現代ストリートの「トラップミュージック」が、グリム童話の深淵で邂逅する。
誰もが知る『赤頭巾』の物語を、煩悩と解脱のプロセスとして再解釈した『九林経(ぐりむきょう)』シリーズ第一弾。重厚な808ベースと、淡々と刻まれる木魚のリズムが、リスナーを迷いの森(煩悩)から真理(悟り)へと誘う。
これは単なる音楽ではない。現代に放たれる「聴く経典」である。
アーティスト情報
SkyLaboratory
「境界線のない空を、音で描く」 SkyLaboratoryは、緻密な音響設計と開放的なメロディを融合させるソロ・プロジェクト。その名の通り、空が見せる一瞬の表情を切り取るような、実験的かつ情緒的なサウンドスケープを展開する。聴き手を日常の喧騒から切り離し、どこか遠くへ運んでいくような浮遊感溢れる世界観が特徴。
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