

音のない部屋で 時計だけが
なにかを告げるように 刻んでいた
誰もいないはずの場所に
足音が もうひとつ
ひとつ 消えた灯りの意味
誰が知ってる? 問いは宙を舞う
名前を呼ぶのがこわくて
口をつぐんだ まばたきの奥で
疑うことが 正義になる夜
信じたことが 罠になる朝
影踏み してたのは誰?
ぬれた靴音が ひびいてた
逃げるより 遅れて
気づいたときには もういない
カーテン越しの 誰かの視線
鏡の中 息をしていたのは誰
手紙の主が笑ってる
でもこの部屋に 誰もいない
名前を知るたび ひとり減っていく
沈黙だけが 味方になる
影踏み 重なるのは
姿のない あの記憶たち
消せなかった 過去の声
今になって ふりむいた
夢と現実の狭間
まだ名を呼ばれていないのは
このわたしだけ
影踏み 残った足跡
誰のものかも わからない
孤独だけが 拍を刻む
終わりを告げる チャイムが鳴る
名前を呼ばないで
忘れたふりのままで
影の中に わたしもいる
- Lyricist
Sylva
- Composer
Sylva
- Producer
Sylva
- Graphic Design
Sylva
- Programming
Sylva

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Sylva
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Sylva
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