2025、十一月のエモーションのジャケット写真

歌詞

2025、十一月のエモーション

MAX4592

「今日も街は、ノイズに包まれて...」

教室の窓ガラス越しの十一月

白い息がスクリーンみたいに曇ってく

左手に温めた缶コーヒー

右手でスクロールする今日のエモーション

「2025、未完成の私」

補習帰りの自転車、チェーン鳴らして

路地裏で拾った四つ葉のクローバー

スマホの待受画面に重ねてみる

誰もがフィルターかけて

本音はスタンプに隠して

でもね、先生が黒板に書いた

「未来形」の文法が今も胸に刺さって

今年、十一月の感情(エモーション)

青い月明かり、エレベーターは停止中

繋がらないベストフレンドへの通話

「大丈夫?」の文字が、既読のまま

十一月の感情(エモーション)

三味線が奏でる、この胸のざわめき

古びた団地の屋上で見上げた

流れ星より速い、人工衛星の軌道

文化祭の垂れ幕、雨に濡れて

「令和七年」の文字が滲んでいく

VRゴーグル越しの夏祭り

浴衣の袖が、現実を撫でる

母がくれた平成生まれの三味線

その音色に、時代(とき)のズレを感じる

「和と洋の境界線、もうないよ」

ってカラオケで歌いながら、涙が溢れた

十一月の感情(エモーション)

青い月明かり、エレベーターは停止中

繋がらないベストフレンドへの通話

「大丈夫?」の文字が、既読のまま

十一月の感情(エモーション)

三味線が奏でる、この胸のざわめき

古びた団地の屋上で見上げた

流れ星より速い、人工衛星の軌道

スクールカウンセラーの先生が言ってた

「感情(エモーション)に、古いも新しいもないんだ」って

江戸時代の女の子も

同じ月を見て泣いたのかな

十一月の感情(エモーション)

青い月明かり、エレベーターは動き出した

「会いたい」の二文字、送信した

既読が付く前に、駆け足の階段

十一月の感情(エモーション)

三味線とシンセが、今、融合(ゆうごう)して

振り向けばそこに、息を切らして

笑顔で立ってる、君がいた

「...聞こえてる? 十一月の、私たちの声が」

  • 作詞者

    鈴鳴

  • 作曲者

    MAX4592

  • プロデューサー

    MAX4592

  • ミキシングエンジニア

    MAX4592

  • マスタリングエンジニア

    MAX4592

  • シンセサイザー

    MAX4592

  • ボーカル

    鈴鳴

  • プログラミング

    MAX4592

  • その他の楽器

    鈴鳴

2025、十一月のエモーションのジャケット写真

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    2025、十一月のエモーション

    MAX4592

SUZUMEが贈る、2025年の冬を彩るニューシングル「2025、十一月のエモーション」。デジタルとアナログ、過去と未来が交錯する現代を等身大の視点で描いた、切なくも温かい楽曲です。教室の窓越しの景色、スマホに映る日常、そして平成生まれの三味線が奏でる郷愁。ノイズに包まれた街の中で揺れる、2025年の“今”を生きる若者の感情(エモーション)を、繊細な詩世界と、三味線とシンセが融合したSUZUME独自のサウンドで届けます。

アーティスト情報

  • MAX4592

    MAX4592は、AI技術と人間の感性を融合させ、新しいJ-POPの可能性を切り開くアーティスト兼プロデューサー。キャッチーでありながら実験的なサウンドを追求し、リスナーの心を掴むメロディと未来的な音響デザインが特徴。AIが生成する斬新なアイデアを取り入れつつ、感情豊かな音楽制作を行っている。 AI技術との出会いが彼のクリエイティブの方向性を大きく変えた。AIを活用したメロディやサウンドの生成を通じ、既存のJ-POPの枠を超えたユニークな作品を生み出している。

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