歌詞

知らないうちに　瞼に映り込む 君から預かったもの　足跡は往(い)く

空が濡れそぼって　私の色がにじむ いつか　晴れる鈍色から

遠くで鳴る音　止まずにずっと　一人屋根の下

思い出せなくて　曖昧な声　君は何処へいく？

訪れた光の指す道　雨音は止まず　されど晴れを告げ

何を想ってとかじゃないけど　何気ない言葉　優しく胸に落ちた

限りなく広い　空は何処まで...?

振り返りはしない　なんて出来もしない

君と見た夢

懐かしい夢だ　今だから視れるのかな？

暗い窓の外に　物言わぬ風が

時計の針が巻き戻らないように

だけど忘れられないもの

隣で鳴る音　鈴の音はとうに　聞こえはしなくて

大切なものは　案外そばに　なく声は歌に

寂しい音から始まったけど　止まない雨に助けられてもいたっけ？

騒がしくて　不器用でも奏でた

街明かりは往(い)き　またねと囁いた

訪れた光が差した道　雨音も止ます　歌はどこまでも

明日またここで逢えるかな？　変わらない時も　変わりたい時も一緒さ

雲間が私へ　空めいて歌った

抱え込んだもの　抱いて夢見る

瞳の中の君と