

雨上がりの匂いが
街に残っていた
濡れた白線を避けながら
君は少し前を歩いてた
コンビニの灯りが路面で揺れて
夜だけ静かに長くなる
言えないまま飲み込んだ言葉が
炭酸みたいに喉に残った
六月の風が袖に絡んで
呼吸まで重たくなる
紫陽花の色が変わるたび
君をうまく見れなくなる
透明な傘越しの横顔が
遠ざかってしまいそうで
ねえ、六月だけが終わらない
終われないんだよ
終電前の改札の音
濡れたスニーカーが軋んだ
「またね」だけで片付くほど
僕ら大人じゃなかったね
使い切れない感情ばかり
排水溝の音に消えていく
曖昧なまま笑うたび
季節だけ進んでいった
晴れないままで良かった
忘れてしまう気がした
君がいたこの街だけ
ずっと夜に沈んでいる
紫陽花の色が変わっても
僕はここで立ち止まったまま
街灯に光る雨に隠れていた
小さな声を探してる
ねえ、この雨が降りやまない
君がまだ消えないから
- Lyricist
Yorune
- Composer
Yorune
- Producer
Yorune
- Vocals
Yorune

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Sairuiu
Yorune


