歌詞

信じることで救われるとか

そんな絶対他力

やめてしまえよ

目に見えないものに

願って

目に見えるものに

裏切られて

世界を憎んだ

そうやってどうしようもない怒りを

許せない僕だった

独りでいいからと

引き篭もったワンルームも

カビ臭い

ありありと滲み出る人間の腐敗

情操的感情も

嘲笑的感傷へ

つまらない

つまらない

何もかもがつまらないと

画面にぶちまけてた。

救われなかったら

裏切られたと

彼を嫌悪するんでしょう

これで最後だと笑って

自分を終わりにするんだって

それで繋がるのならば

それも良しとするが、

誰も救われないならば

意味なき

僕の生だ

だから消えないで

それは彼の願いだ

信仰だ

当然の帰着だと

思い描いたシネクドキー

思いがけず

伝わった身から出た嘘

人間の腐敗

慢性的心象は

急性的心傷へ

戻らない

戻らない

何もかもが手遅れだと

独りで嘆いていた

いつか根を張った恨みすらも

つまらないと思えるのだろうか

ここまで張ってしまった意地を

緩めれなかった僕は

どう振り上げた拳を下ろせばいいの

辛いの、だけど

今日を迎えられたことが嬉しいの

それだけが、それだけが

きっと僕の僅かな信仰

独りでいいからと

引き篭もったワンルームも

カビ臭い

ありありと滲み出る人間の腐敗

情操的感情も

嘲笑的感傷へ

それでも

それでも

前に進んでるって教えてくれたから

いつか根を張った恨みすらも

つまらないと笑って見せようか

堕ちて終わるわけがないだろう

これは僕の復活祭だ

信仰だ