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歌詞

ヨスガ

Cata

僕が汚した君の顔を

忘れられずに

輪郭をなぞって

宙に浮かぶ記憶の絵に

叫びちらして

泥塗りたくった

髪が香っていた

ただそれだけ

意味はもう死なないのさ

夕焼けに染まる僕らの

あの日々が泣かないように

爛れた愛を込めて

どこかでいつか、と

かすれたひとりごとは

また溶けていく

君がいたはずの

冬の隙間に

僕が殺した君の温度を

忘れられずに

別の体温で贖う夜を君は知らない

「いらないものは捨ててしまえよ」

空の胃袋に響いていた

髪が靡いている

ただそれだけ

ただそれだけでいい

声は届かないよ

声は届かないよ

橙に代わった寒色のあかりと

とうに誰かの横で踊る君を唄うのさ

12月の空

もう見ぬ君を纏っているようで

虚ろに振り返れば

朝焼けを待った僕だけ

液体と一緒に吐き出した

「君が神様」

夕焼けに染まる僕らの

あの日々が泣かないように

爛れた愛を込めすぎたのさ

「さよなら、さよなら」

このまま僕はもう帰ろうか

君だけがいない

冬の隙間に

  • 作詞

    松本大空

  • 作曲

    打越泰貴

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