The Hip-Hop Culture and its Significance for Public Frenemyのジャケット写真

歌詞

Dedication

Public Frenemy

[Merino Q]

自慢できることは一つもないが

誇りはいくつか見つけた

俺の音楽、仲間

そしてわずかな家族たちと

今を生きていくことがいい

Good Fellowsみたいに

大家族はいらない

ロックスターや金持ち

も俺たちにはなれない

だから作りたい

あのころと変わらない

なりたくないものだけは沢山あった

むしろなりたいものなんてそれほど見つからなかった

だから 俺は今自分を生きることに精いっぱいだ

昔もそうだ ただ

深いソファにただ座って

暖かい部屋から外を眺めているのは

もうやめだ

それじゃもう

目が明いてるのか閉じているのか

それさえももうわからない

そんな日々が続いたら

頭がおかしくなるのも気づかない

気づけないような毎日を生き続ける

ことになるのが分かるから

俺は今ヘッドフォンに

音楽を流し込み

鼓膜を揺らし

心を揺らし

ビートに乗り

ライムを刻み

何処までも自分自身の足で

歩き続けられることを知る

地面の反発を感じる

小さな重力を感じる

そして僕は力を得る

[Hook]

牀前 月光を看る

疑うらくは是 地上の霜かと

頭を挙げて 山月を望み

頭を低れて 故鄕を思う

Money, Power, Respect

いろんなラッパーが

欲しがるそれらも

あるような気がする

あるような気がする

でも何かを手に入れ何かを失う

訳ではなく

また何かを失ってるってって思ってるのに

また何かがあると

俺は感じられない

それは口座や財布の中身じゃない

モノの数や機材でもない

レコードの数でもCDの数でも

観てきた映画の数でもない

数で測れるものは

数え切れるほどしかない

だから俺は今自分自身が

もう何にも観測できない

自分自身を

今ただ頭の中に反響する

音だけを今この場に

Recording 残していくだけ

五月の末日

この場に俺の今を置いていこう

これがいつどこか自分に帰ってきたり

俺がいなくなった後に

また続いていたとしたらそれは嬉しい

だがそうではなくてもいい

やり続ける行動、Action

今この場で、ここで証明しよう

もう止まらない止められない

よく言っちゃうことばかり

でも毎日は続いてく

昨日と今日、今日と明日

劇的には変わらない

そんな風に思い込むよりも

実際そう

突然何かが大きく変わるわけではない

だから

小さな変化を今記述していく毎日さ

だから毎日

書くことはやめない

歌うことはやめない

聞くことはやめない

俺は音楽を辞めない

[Hook]

[Ame]

何不自由なく暮らせるMoney

お偉方媚びへつらうPower

周りの視線に感じるRespect

人がのぞむ全てを手にした

家庭で育った私瑠璃鶲あめ

人はみな望まれて生まれる

みずから望むだけじゃ生まれない

望んで生まれた人はいない

そうだろ?

97年12月

予定日は数週間過ぎて

ママはお腹にメスを入れられた

そこでもきっと思ってた

「生まれたくない」

誰が生めと頼んだ?

誰が造ってくれと願った?

私は私を生んだ全てを恨む

産まれた翌年映画のセリフ

私がいなければつくことは

なかったママのお腹の傷

生まれた瞬間知った後悔

でも私は泣くことしかできない

生まれて誰にも祝福されず

ママは鬱を患いふさぎ込む

パパはお酒の力に頼る

時間ばかりがいたずらに過ぎる

2歳になっても出てこない言葉

4歳になっても出来ない会話

年中さん冬から幼稚園

そこで初めてであった幼稚園歌

そこから気づけばいつも

音に囲まれてた

音楽と共にあれ

神様の声が聞こえた気がした

生まれたくなかったけど

生まれてしまった

だから自分の言葉を吐く

私にしかできない事をする

[Hook]

  • 作詞

    Public Frenemy

  • 作曲

    Public Frenemy

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Public Frenemyによる初のフルアルバム!王道的なブーンバップを基調に、ドラムレスやシンセポップなどの要素を加えた、モダンクラシカル。

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