恋は冬を越え桜のように
春を待ち胸を焦がすでしょう
どうか 花ひらくまでそばにいて
嘘でいいから
ほら 無自覚に交わす挨拶
また やさしく痺れる耳
ほのかに色づいてもあなたは気付かない
いま 風光り吹き上げる
まだ しがみついた想いは
膨らむばかりであなたへ届かない
夕闇に呑み込まれる感情
笑い合う面影重ねて
…言えないよ
恋は稲妻よりも眩しくて
憂鬱な日々を照らすでしょう
そして 告げられる終焉さえも
嵐のように
さよなら さよなら
風の吹くままに
さよなら
せめて散るときはあなたのそばに
もし 願いが叶うのなら
もう 楽になってしまえば
唆されるたびに出せない答えに揺れる
あぁ ため息を押し殺し
ただ 秘めたまま枯れゆけば
あなたの想いをわたしは知り得ない
偶然に暴かれてしまいたい
居心地の良さが苦しくて
でも、捨てられない
恋は儚(はかな)いふりして何度でも
ささやかな夢 見たがるでしょう
だから 破れるときはもう二度と
望まぬように
さよなら さよなら
風が攫うから
さよなら
今はあと少し あなたのそばで
何度 諦め悪く絆されて
甘く疼く傷を愛おしむの?
だから、あなたが終わらせて
恋は稲妻よりも眩しくて
憂鬱な日々を照らすでしょう
そして 告げられる終焉さえも
嵐のように
さよなら さよなら
風の吹くままに
さよなら
せめて散るときはあなたのそばに
- 作詞
大山恭子
- 作曲
早川博隆, Tsubasa
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せめて散るときはあなたのそばに
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