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リバーブを完全に排除したドライな音像と、極端にマイクに近づいたウィスパーボイス(ボーカルフライや生々しいリップノイズを含む)が特徴的な、ダーク・アヴァンギャルドなASMRグリッチポップです。
100BPMの骨組みだけのようなミニマルなビートに、地を這うようなサブベースとインダストリアルなグリッチ音が絡み合います。最大の聴きどころはバイノーラルオーディオを活かした極端なパンニング(音の左右移動)で、声が「頭の中」や「皮膚の下」を這い回るような、背筋の凍る錯覚を引き起こします。
テーマは「不穏な親密さと心理的恐怖」です。聴き手の耳元から脳内へと侵食していくような囁きと、突然訪れる不気味な静寂、そしてスタッター・エディット(吃音加工)が、TikTokのダーク・エステティックに通じるホラー体験を提供します。音楽というよりも、聴覚をジャックされるような実験的で中毒性の高いサウンドスケープです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。