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歌詞

マンションの小窓

GMA

マンションの小窓 滲む世界に

朝、苦笑浮かべ染まる君のこと

何でもないような声で笑うから

君のち曇り僕の心の中

青い花を携えた

休日空は顔をしかめ

逃げ惑う傘と人の音を

吞み込んだ6月の五月雨

目覚ましは雨の音

灰色雲に呼吸に合わせ

鼻につく空の色も

いつか虹の橋が架かるんだろうと

晴れを着た君が僕にそう言ったこと

思い出した 次の日の昼下がり

雨宿りしてた君と空の下で

色とりどりの傘を着飾って

恰好つけるあの雨降るセカイを

眺める君の横顔を

手放さぬように負けないようにと

未だぐずってるお天道様も

君の笑顔見て少し恥ずかしそうに

「もうそろそろ笑ってもいいかな」

ってさ

薄暗い雲の隙間

改札前を途端に照らし

水たまり避けて歩く人を

覗き込んだ7月の晴れ姿

まだ残る青い花に

滴る水はやがて零れ

それに目を見やる君は

思い出にしようと少し葉を眺めた

失くしたものを取り戻すように

五月雨雲が空をかぶさり

僕らの周りだけ雨降るセカイに

まだ降りやまずの横顔に

傘を差せる人になれますように

未だ残ってる傘の温もり

忘れがたいんだよ

忘れないでね

でも君が僕を雨と呼ぶなら

わかんないんだよ

君のことは全部

知ったような口もおこがましくて

惚れた腫れたの基礎もまだるからず

ほらまだ雲は僕を離さなくて

未だ残ってる傘の温もり

忘れがたいんだよ

忘れないでね

でも君の顔に雨が降るなら

忘れていてね

マンションの小窓 滲む世界のくせ

色とりどりを着飾って

ひどく色褪せた

僕をひとりにする

  • 作詞

    GMA

  • 作曲

    GMA

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