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「知の果て」は、知識を求め続ける人間の本能と、知ることで浮かび上がる「自分の無知」を描いた、哲学的な音楽作品です。
眠れない午前4時。
胸の奥に広がる正体のわからない不安を消すために、答えを探し、知識を集める。しかし、不安を拭い去ろうとすればするほど、これまで存在すら知らなかった新しい謎が現れ、再び眠れない夜へと誘われていく――。
人は、知ろうとする衝動を「好奇心」と呼びます。
けれど、この歌の主人公にとって知ることは、純粋な好奇心ではなく、恐怖や不安から自分を守るための手段です。
もしも、この世界に「知の果て」があるのなら。
そこへたどり着き、すべてを知ることができたなら、もう不安に震える夜は来ないのだろうか。
それとも、知の果てを目指す行為そのものが、終わることのない新たな不安を生み続けるのでしょうか。
映像では、地面、雲、草木、建造物までもが数式や図形によって構成された、不思議な世界を表現。果てしなく広がる知識の世界に立つ少年の姿を通して、未知に対する恐怖と、それでも答えを求めずにはいられない人間の心を描いています。
知ることは、幸せなのか。
知らないことは、本当に不幸なのか。
そして、人間はどこまで世界を理解することができるのか。
『知の果て』は、知識欲、好奇心、無知の自覚、深夜の不安、眠れない夜をテーマに、人間の臆病さと探究心を歌った哲学的な楽曲です。