The night before it was read Front Cover

Lyric

The seasons are gently washed away

Kine Lune

スマホに届いた君からの「ヘルプ」の文字に 心臓がドクンと跳ねる

すべてを投げ出して飛び乗り 深夜の国道をひた走る車

バックミラーの向こう側 僕が乗るはずだった最終バスが小さくすれ違ってゆく

息を切らして改札を出たら 「早かったね」って君はいつも通り笑って、助手席に乗り込んだ

「一体これで何度目かな」なんて わざと呆れ顔でハンドルを握るけど

ほんとはね、何があったかと生きた心地がしなかったんだ

この前のあの事故のあと 怪我はなかったけれど「怖いよ」って

僕の胸のなかで子供みたいに泣いていた 君の涙が頭をよぎっていたから

ふたりを乗せてひた走る 愛しき帰り道

フロントガラスの向こう側 夜空にはおぼろな月がぽつり

「無事でよかったね」って まるで君のことを優しく笑っているんだ

ヘッドライトが照らし出す この何気ない日常の輪郭を

もう二度と離さないように 僕は静かにアクセルを踏み込んだ

少しだけ開けた窓のすき間から 流れ込んでくる夜の匂い

さっきまでの緊張が嘘みたいに 車内には穏やかなラジオの音

君の横顔を見つめるだけで 僕の空回りしていた焦燥感が

ゆっくりと、温かい幸せのかけらへと変わっていくのが分かるんだ

「いつも呼び出してごめんね」って 君は少し気まずそうに俯くけれど

僕にとっては君のヒーローになれる たった一つの特等席さ

ほんの少し欠けている あのおぼろな月が

僕たちの不器用な距離感を 全部お見通しみたいに照らしているよ

ふたりだけの世界を乗せてひた走る 愛しき帰り道

バックライトに流れてゆく 街灯のグラデーション

どこか優しいあのおぼろな月が 僕たちの隣を並んで泳ぎながら

「本当によかったね」って 祝福するように笑っているんだ

どんな優しい言葉よりも確かなぬくもりが この車内(なか)に溢れている

静かにまたたく25時のテールランプ

君の小さな寝息が かすかに聞こえ始める特等席

おぼろ月が見守るなかで 僕たちの家まで、あと少し

ずっと君を守るよ。僕の、愛しいひと

  • Lyricist

    Kine Lune

  • Composer

    Kine Lune

  • Producer

    Kine Lune

  • Vocals

    Kine Lune

The night before it was read Front Cover

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    The seasons are gently washed away

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    Your dreams are fading away

    Kine Lune

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