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この曲は、曲が一つの塊となって聴こえるようなポップ・ミュージックとして制作しました。

それぞれの楽器・音色のパートがどれ一つが欠けていても一つの「音の塊」として機能しないような、例えば、ボーカル・メロディは音像を際立たせつために存在しており、音色の中心として存在しつつつも、あくまで曲を牽引してくのは、ベースラインとリズムであるように。

タイトルの「Lightcycle ride to the atom」はそのまま「原子までの自転車旅行」という意味ですが、一つの「音の塊=原子」となる楽曲制作の試みそのものを表してもいます。

そして、雑多に行き交う見ず知らずの人々の中に出会いと別れが発生し、繰り返されていく様に、私は”混沌も秩序も実は同じことなのではないのか...?”という想いが想起されたからでもあります。”神はただ継ぎはぎの遊戯を繰り返しているだけ”。これはこの曲の歌詞にも見られる私が抱く”神”に対するイメージなのですが、それでもなお主体性を持って新たな混沌と偶然を作りだしてもいる私たちの存在の謎への「自転車旅行」がこの曲のテーマです。

リリース後はMVを制作し公開、ソーシャルメディアでの告知・展開していきます。

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