歌詞

虫の言葉はわからない

海の心もわからない

僕に流れるこの時間は

君にも同じように流れるかい

当たり前のことは知らない

上手な眠り方も知らない

はったりかまし知ったかぶりの顔で

こんな遠くまで来てしまったの

訳もなく外に飛び出して

誰でもない人を探して

落ち着かないよ

そういつかの日の

期待にまだ応えたくて

疼いていてって　もういいよ

気にしなくてもいいよ

十分苦しんだじゃないか

誰にも打ち明けずに

夜は長いんだよ

さぁ気楽に行こう

美しいことをしよう

難しいことじゃなくて

沈みゆく月を見て歌おう

しのぎ削り生きる僕らの

大器晩成　この思いを

迎えに来た朝に歌おう

夢の終わりには

甘い香りが漂うんだって君は言ってた

現実を知ること　それはいつでも

目覚めたくない理由になってた

寂しさや不安は

飼い慣らすものなんだとなんとはなく聞いてた

生きてたらいつかは誰かに愛されて幸せになるかな

夜は長いんだよ

戦わずして勝とう

優しい人になろう

正しい人じゃなくて

沈みゆく月を見て歌おう

しのぎ削り生きる僕らの

試行と錯誤　この思いを

赤紫色に歌おう

昨日の明日が今この時

離せば二度と戻らないこと

わかってはいるよ　ただそれより

大切なことがあるかも

沈む月はまたすぐ君を

迎えにきて夜を照らすから

どうか涙は流さないで

自分を愛でてあげてくれよ

沈みゆく月を見て歌おう

しのぎ削り生きる僕らの

大器晩成　この思いを

迎えに来た朝に歌おう

沈みゆく月を見て歌おう

しのぎ削り生きる僕らの

試行と錯誤　この思いを

赤紫色に歌おう

沈む月の向こうへ歌おう

さぁ君に歌おう