歌詞

一度ほつれた糸が

元には戻らぬように

僕らふぞろいの糸は

元に戻せなかった

僕と君は

価値観が違うんだよ

疲れた僕は

むやみに終止符を打ってた

君のくれた

服も気づけばほつれだらけ

2人が織りなした関係も

ほつれていたんだね

君が残した手紙

狭い部屋の隅っこに

丸めて放り投げた

一度ほつれた糸が

元には戻らぬように

僕らふぞろいの糸は

元に戻せなかった

ぐしゃぐしゃにした紙を

広げて伸ばしても

君がペン先に込めた感情は

もう読めなかった

僕と君は

気づけばまたやり直してた

でももやもやと

過去の明日を覚えてた

大好きだよ

そんな言葉も虚しくて

心から君を見つめる

余裕なんてなかった

取り繕うような日常死にそう

思い出すなら

「忘れる」なんてないね

一度ほつれた糸を

誤魔化して詰め込んでも

些細な事柄が

また僕らを引き裂く

どんな顔どんな振る舞いで

君に手を伸ばしても

僕が指先に込めた感情は

もう届かないよね

一度ほつれた糸が

元には戻らぬように

ぐしゃぐしゃにした紙を

広げて伸ばしても

一度ほつれた糸が

元には戻らぬように

僕らふぞろいの糸は

元に戻せなかった

君の知らない誰かと僕は

僕の知らない誰かと君はどっかで

あぁ

愛の果てない特別な感情で

糸を紡ぐんだ