歌詞

もしもひとつ　願いが叶うとするなら

この景色をあなたと眺めていたいよ

重ねた時間が　また少し擦り減って

誰にも気づかれず　夜に沈んでく

四角に切り取られた夜のひとかけらが

消えそうなこの願いを照らし続けてる

静けさに抱かれて　零れた雫

風になって

描かれた夜の片隅　紫に揺れていた

取り残されてく　私だけが知る　この瞬間

止まったままの時間に寄り添うように・・・

声をかけたくて　でも届かなくて

握ったままの記憶が滲む

忘れ方さえ　まだ知らないまま

今はただ　夜に耳を澄ますだけ・・・

四角に切り取られた夜の向こう側に

微笑むあなたが　見えた気がして

触れられない　温もりだけが

今も胸の奥　揺れているの

静けさに抱かれて　零れた雫

風になって

描かれた夜の片隅　紫に揺れていた

取り残されてく　私だけが知る　この瞬間

止まったままの時間に寄り添うように・・・

静けさに溺れて

滲んだ想い　風に溶けて

描いてた二人の地図は　紫に揺れている

忘れたくない　私だけが知る　この景色は

名もない空にそっと　願い灯して・・・