歌詞

白くなった息が消える前に

君に聴かせる歌を作ろう

儚い一時の夢ばかりを

いつまでも見続けていたいけれど

暖かな風の中

君と出会った日も

照りつける日差しの下

君と笑った日々も

思い出にしてしまうには

まだ近すぎるけど

僕らが進んでいけば

いつか遠くなるのかな

青春といえば春と夏みたいな

扱いされてるし

遠い思い出の中に冬は

きっと残りづらいから

白くなった息が消える前に

君に聴かせる歌を作ろう

進む道を思い迷うこの日々を

忘れずにいられるように

僕らの青春が終わる前に

君に聴かせる歌を作ろう

儚い一時の夢のことを

いつまでも残していけるように

未熟な心がぶつかって

傷ついた日も

願いが届かず砕けて

悲しんだ日も

思い出にしてしまうには

まだ鮮やかだけど

僕らが進んでいけば

いつか色褪せるのかな

青春といえば美しいものなんて

扱いされてるし

遠くなれば綺麗なものしか

きっと見えなくなるから

白い雪が融けて消える前に

ずっと消えない思い出を刻もう

嫌なことも悲しかったことも

忘れずにいられるように

僕らの青春が終わる前に

ずっと消えない思い出を刻もう

儚く散った想いまで全て

いつまでも残していけるように

永遠に繰り返しても残らない

“経験”を僕らは手にしたんだ

現実の中から一つひとつ

堅実にあつめたパズルのピース

進む道これから別れても

振り返れば同じここがスタート

絆なんてものじゃなくても

“ここにいた” ただそれだけは真実

次のステージへ進む前に

できる限りの夢を描こう

僕らが大きくなるほどそれは

小さくなるけれど

僕らの青春が終わる前に

できる限りの夢を描こう

進む道を思い迷うこの日々を

忘れずにいるために

僕らの青春が終わる前に

君に聴かせる歌を作ろう

こうして描いた夢のことを

いつまでも残していけるように